今回は平城京跡歴史公園において現在(2022年1月)復元建築中の南門におけるMatterport(マーターポート)利用実例をご紹介します。

 

平城京は和銅3年(710年)に、女帝元明天皇(在位707~715年)が律令制にもとづいた政治をおこなう中心地として、それまでの都だった藤原京から遷都し、唐(中国)の都である長安をモデルとして造営されました。

東西・南北ともに1kmの東側に、東西250m,南北750mの張り出し部を持つ平城宮の周りには大垣がめぐらされ、朱雀門をはじめ12の門が置かれました。

 

弘仁元年(810年)平安京への遷都後、その跡地は田畑と化して人々に忘れられていましたが、明治時代の終わり頃より平城宮の発掘調査が行われています。

昭和27年(1952年)には特別史跡・平城宮跡(へいじょうきゅうせき)となり、保存整備が進んだ一部においては奈良時代の建築物が再現されています。

平成10年(1998年)朱雀門、東院庭園の復原が完成し、平城宮跡を含む「古都奈良の文化財」がユネスコの世界遺産に登録されました。

平成22年(2010年)第一次大極殿の復原が完成し、平成遷都1300年祭が行われました。

 

平成23年(2011年)「第一次大極殿院建造物復原整備計画」が策定され、大極殿を囲む「築地回廊」、「南門」、「東西楼」、「内庭広場」を順次整備していくことが決定しました。

その手始めとなる「南門」の復原工事は平成29年(2017年)11月より始まり、令和4年(2022年)春の完成を目指し着々と復元工事が進んでいます。

 

 

 

 

 

 

平城京大極殿院「南門」復原整備工事現場

 

 

仮囲いで覆われた平城京大極殿院「南門」復元工事現場

仮囲いで覆われた平城京大極殿院「南門」復元工事現場

 

第一次大極殿院 南門復原整備工事

素屋根入口:奈良時代に鋼管は無かったので、丸太木材で足場が組まれていました。

 

第一次大極殿院 南門復原整備工事

一階作業床:南門は入母屋造の二重門で、間口約22.1m、奥行約8.8m、高さ約20.0m、礎石建ちの建物です。

 

第一次大極殿院南門復原整備工事 初重屋根上

初重屋根上:反り返った飛檐垂木が、軒先の美しい曲線を作ります。

 

第一次大極殿院 南門復原整備工事

二重軒下:赤く塗られた、重厚感のある二手先(ふたてさき)の斗栱。

 

第一次大極殿院 南門復原整備工事

本瓦葺の大屋根を俯瞰で見たところ。大棟の両端には金色に輝く鴟尾が取り付けられます。

 

 

工事現場をMatterport(マーターポート)デジタルツイン化すれば、現場に出入りする業者さんたちにも事前に状況が把握できるので、建設工事の生産性にとって有効な手段となります。

建設業だけでなく、考古学など研究・教育分野にも様々な形でDX(デジタルトランスフォーメーション)の大きな波が押し寄せています。

 

また古代建築に興味のある一般の方でも、通常では見ることのできない1,300年前の匠の技をMatterport(マーターポート)デジタルツインで間近に実感することができますね。

コロナ禍が収まれば、うららかな古都の春は多くの観光客で賑わいを見せることでしょう。

 

 

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