今回はMatterport(マーターポート)の3Dモデルの特長である赤外線3Dスキャンについてお話しします。
Matterport Pro2 3D Cameraのいちばん左にある赤いカメラアイは、赤外線による3Dスキャニングを行うものです。
それによって作成された3Dモデルには下記のような機能があります。
赤外線で測定された3次元メッシュモデルを作成
GoogleやRichoなど他社の360° カメラは、正確には2D画像をつなぎ合わせることによって3D空間を表現しています。
一方Matterport(マーターポート)のPro2 3D Cameraは、赤外線を使って三次元のデータをスキャンし、実在の数値を持った3次元メッシュモデルを構築します。
その3次元メッシュモデルに360° を6面で撮影された4K画像との3D合成を行っているため、バーチャル空間内の臨場感に優れています。
Matterport(マーターポート)のすごいところは、その他にも沢山あります。
ドールハウスとフロアプランの独自の俯瞰図で見られる
赤外線測定による正確な3Dモデルが作成されるため、様々な角度から見ることが可能となります。
ドールハウスモードでは、まさに人形の家のように手に取って3Dモデルをあらゆる角度から見ることが出来ますよ!
フロアプランモードでは、多層になった3Dモデルを上から各階ごとに順番に表示を切り替えることができます。
ショッピングモールや博物館、美術館の館内表現に最適です。
正確な距離表現
赤外線を使って正確に測定(誤差1%未満)されているので、計測機能を使えば3D空間内の建物や家具の寸法を測ることが可能です。
従来の3Dレーザースキャナーで計測した点群や、各部分の寸法計測結果から、BIM(Building Information Modeling:建築物の3Dモデリングによる総合計画)を作成するのは、大変な手間ひまとコストがかかっていましたね。
今や大成建設など大手建設会社でもMatterport(マーターポート)の導入が進んでいます。
様々なサービスとの連携
Matterport(マーターポート)は3Dモデル内にリンクを設置できるので、様々なサービスとの連携が可能です。
Matterport(マーターポート)社は2017年からGoogleの正式なパートナーとなっています。
Googleストリートビュー(インドアビュー)への変換機能もあり、Google マップへ掲載することが可能です。
レストランなど飲食店のWebサイトアクセス向上に効果抜群ですね!
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