今回は実際のMatterport(マーターポート)3Dモデル撮影風景をご紹介します。

 

当社による3Dモデル撮影には、Matterport Pro2 3D Camera(Model MC250)を使っています。

スタッフ数はカメラ1台に付き1〜2人で担当しています。大規模な施設撮影の場合は複数の撮影班となります。

不要がものが写り込まないように片付けたり人払いをしていただく必要があり、事前のロケハンがあると撮影当日すぐに撮影に入ることができて効率的です。

 

Matterport Pro2 撮影風景

 

 

まずはしっかりと水平を保った三脚にMatterport Pro2 3D Camera(重さ3.4kg)を設置します。

 

3Dカメラは60度ずつ自動で回転し、計6枚の撮影を行います。シャッターを1カット切るごとに4K静止画の撮影と赤外線による距離計測を同時に行います。

 

 

Matterport Pro2 撮影方法

撮影はiPad内のMatterport Caputureアプリを遠隔操作で使用します。

シャッターを切るごとに、操作するスタッフもカメラの背面を移動しなければなりません。

10メートル位ならカメラから離れても大丈夫なので、鏡やガラスなど映り込みが気になる場合は物陰に隠れて操作します。

一眼デジタルカメラのような面倒な露出やピント合わせは不要で、一個所につき6カットの撮影時間は1分もかかりません。

 

展示会ブースならば、半日4時間程度の撮影で30〜50個所の撮影が可能です。

しかしながら、美しい3Dドールハウスビューを作成するためには、赤外線が室内に満遍なく届くようにこまめに複数回撮影する場合があります。

 

 

ビューポイント設定その後、使用する撮影個所をビューポイントとして、移動ルートに沿って番号順に設定します。

撮影漏れポイントが無いか、不要なものが映っていないか、慎重なチェック作業が必要です。

画像が反射して写り込んでしまう窓、鏡にはマークを付け、余分なスキャンデータをトリミングします。

 

全てのデータが揃ったら、Matterport(マーターポート)のクラウドサーバへアップロードします。

あとはMatterportのディープラーニングニュートラル(自動深層学習)ネットワークであるCoretex AIが、3Dカメラによって撮影・計測されたデータを自動で分析・結合処理を行い、バーチャル3Dモデルを作成してくれるまで数時間待つだけです。

 

以上簡単な説明ですが、Matterport(マーターポート)の撮影作業をイメージいただけたでしょうか。

 

 

非対面ビジネス革命くん

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