この度の新型コロナウィル危機によって、テレワーク(リモートワーク)が「場所にとらわれない働き方」として俄然注目されるようになりました。
東京や大阪など7都府県に「緊急事態宣言」が出され、自宅待機を余儀なくされている人が増えています。
帝国データバンクの調査によると、新型コロナウイルス感染症による自社の業績への影響について、「既にマイナスの影響がある」と答えた企業が30.2%あり、「今後マイナスの影響がある」が33.2%、「マイナスの影響がある」は63.4%となっています。
一方で「影響はない」とする企業は16.9%で、「プラスの影響がある、今後プラスの影響がある」と答えた企業は、わずか1.7%でした。
テレワークは在宅で働けるため「満員電車に乗らずに済む」「小さな子供の面倒を見ながら働ける」「災害・人災時に外に出ずに対応できる」などの利点があります。
しかしながらテレワーク導入時の懸念点として、社員間のコミュニケーションの減少、労働生産性の低下、勤怠管理・労務管理システムの不徹底があげられます。
加えて社外から情報を取り扱う関係上、セキュリティにも十分配慮しなければなりません。
今回はそんな状況下でも業務を遂行できるテレワークツールをご紹介します。
Chatwork
Chatwork(チャットワーク)は、メール・電話・会議・訪問など仕事で必要なコミュニケーションをより効率的にするビジネス向けチャットです。社内外のコミュニケーション活性化や業務効率化を実現します。
ビジネスコミュニケーションを円滑にする「グループチャット」「タスク管理」「ファイル管理」「ビデオ/音声通話」の4つの機能があります。
Slack
Slack(スラック)は、よりシームレスなチームワークを実現するビジネスコラボレーションツールです。業務に必要なメンバー、情報、愛用のツールのすべてを1ヶ所に集約し、チームの生産性を最大化します。
ビジネス向けチャットSlackを使えば、チームでも1対1でもストレスのないリアルタイムのコミュニケーションができるようになります。
Zoom
https://zoom.us/
Zoom(ズーム)は、パソコンやスマートフォンを使って、社外にいる相手とのコミュニケーションを可能にし、セミナーやミーティングをオンラインで開催するために開発されたアプリです。
Zoomが高評価を獲得した最大の理由は、「オンラインミーティング」や「社内研修」に活用することが可能で、またオンラインセミナーを実施できる「Zoom Webinar(ズーム ウェビナー)」などビジネスに最適化された機能の充実です。
Remo
Remo(リモ)は、オンラインのカンファレンスを行うツールです。 Remoを利用するとブラウザ上に大きなカンファレンス会場が作成されます。
画面上部に発表者のステージ、会場全体には4〜6人掛けのテーブルが多数並べられています。UIでは大きなカンファレンス会場を表現しており、発表者による講演だけでなく、同じテーブルにいる参加者との会話も楽しめます。
Skype
Skype(スカイプ)は、マイクロソフトが提供するインターネット電話サービスです。
2011年の東日本大震災の際には、不通となった電話回線に代わって活用されました。
Skypeクレジットを使用すると、世界中のどこからでも格安料金で固定電話や携帯電話に通話を発信できます。
ビデオまたは最大 50 人のユーザーとオーディオ会議を開催し、通話を記録し、ライブ キャプションや字幕を有効にできます。または、スマート チャットで会話することもできます。
Google ハングアウト
Google ハングアウトは、Googleが提供する統合メッセージングサービスです。
PC用にはGoogle Chromeの拡張機能として、モバイル向けにはAndroid、iOSのソフトウェアが提供されています。
メッセージの送受信はもちろん、無料のビデオ通話や音声通話、1対1のチャットや150人まで参加可能なグループ チャット「グループハングアウト」など、さまざまな方法でコミュニケーションを利用できます。
G Suite
https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/
Googleがビジネス向けに提供しているクラウドコンピューティング生産性向上グループウェアツール、およびソフトウェアのスイートです。
Gmail、ドキュメント、ドライブ、カレンダーなど、仕事に必要なツールすべてを 1 つのパッケージで利用でき、パソコン、スマートフォン、タブレットからシームレスに作業できます。
TOKYOテレワークアプリ
https://tokyo-telework.jp/lp/2002app/
東京都が配信する、テレワークに関する幅広い情報を入手できるスマートフォン向けアプリです。テレワークを行う際に役立つ内容が盛りだくさんです。
主な機能として「都内や近郊のサテライトオフィス約500件の検索が可能」「テレワーク導入ガイドで、都の支援施策などテレワーク推進の際に役立つ情報を紹介」「実践企業の取り組み事例を紹介。業種別等の検索も可能」「コンシェルジュ機能により会話形式で利用をサポート」があります。
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