DX(デジタルトランスフォーメーション)推進には大きく分けると、次の3タイプの人材が必要とされています。

その人材は「デザイナー(提案)」「デベロッパー(技術)」「プロデューサー(統括)」の3タイプに分けられます。

 

1.発想と企画を担当するデザイナー
必要なスキルは、ビジネスやサービスの発想力、コンセプトを企画に取り込んでいくプランニング力、会議において合意形成や協調へと導くファシリテーション力です。

 

2.最新技術に造詣が深く、開発を担当するデベロッパー
必要なスキルは、技術調査・検証力、どの技術を活用するかを選定する技術応用力、アイデアを具現化し常に改善し続ける開発力です。

 

3.プロジェクト全体のプロセスを統括するプロデューサー
必要なスキルは、プロジェクト全体を俯瞰し、的確に意思決定するビジネスマネジメント力、業界・社会・経済の状況やトレンドをキャチする環境適応力、そして周囲を巻き込んで制作体制を構築し、予算を確保する組織牽引力です。

 

いずれも今までなじみのある職種ですが、これからはデジタルを中心にビジネスを見ているかが重要なポイントとなります。

 

 

経済産業省が、2018年に発表した、「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(通称:DXガイドライン)」において、DXの実現に向けた人材の確保について下記のように述べられています。

 

DX人材を確保するということは

  • DX 推進部門におけるデジタル技術やデータ活用に精通した人材を育成・確保
  • 各事業部門において、業務内容に精通しつつ、デジタルで何ができるかを理解し、DXの取り組みをリードする人材、その実行を担っていく人材の育成・確保

※ 人材の確保には、社外からの人材の獲得や社外との連携も含む

さらに企業・組織におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を担う人材が、6つの職種としてリストアップされています。

プロデューサー、ビジネスデザイナー、アーキテクト、データサイエンティスト/AIエンジニア、UXデザイナー、エンジニア/プログラマとその役割も具体的に書かれています。

 

DX人材の呼称例と役割

 

しかしながら、いきなりこれだけのチームを編成することは、大手の企業でなければ難しいと思われます。まずは少人数でのリーン・スタートアップから始めるのが良いでしょう。

これからデジタル人材はますます必要とされ、人材不足となる状況が予想されます。また従来型IT人材をデジタル人材へと変革させることも重要なミッションとなることでしょう。

DX(デジタルトランスフォーメーション)において、企業はスピーディーな変化へ対応できるよう、人材を育成し社内の体制を整えることが求められています。

 

弊社では、受託開発はもちろんのこと、優秀なエンジニアを企業の適材適所に紹介するSES事業も行っております。

 

まずはヒューマンデジタルコンサルタンツの無料相談(オンライン対応可)をご利用ください。

 

AI導入についてのお問い合わせはこちら

 

 

関連記事:リーン・スタートアップとアジャイル開発で、新規ビジネス創出を加速させよう!

関連記事:SESコンサルタントが企業とエンジニアの最適なマッチングをお手伝いします。